誰にでも出来る窓の桟の簡単お掃除方法!

毎日家の掃除を欠かさない人でも、窓の桟のような場所はつい放置してしまいますよね。
窓の桟は思っているよりもゴミがたまりやすく、気づいたときにはかなり汚れていた、ということもあるのではないでしょうか。
窓拭きをハッピーにこなす為には、汚れ落としが楽なツールが不可欠と言えます。
しかしながら、清掃ツールにできる事ならコストを掛けたく無いと思うのも本音ですよね。
そこで今回は、なるべく家にある物を駆使し、お金をかけずにできる窓のお掃除方法をご紹介します。
窓はどうやって拭いたら良いの?
ここでご紹介する方法は洗剤を使用しないため、小さなお子さんと一緒に掃除をすることも可能です。
また、窓掃除はガラスの内側と外側、桟の部分でそれぞれ掃除方法が異なります。
一度にすべてを行うとかなり大変な作業となるので、何日かに分けて掃除をすると無理なく綺麗にすることができるでしょう。
- 窓や網戸を外す
可能であれば掃除を始める前に、窓ガラスや網戸を外しておきましょう。 というのも、窓ガラスが重なっている部分はそのまま掃除してもなかなか綺麗にすることが難しいですよね。 そこで、一度ガラスを外してからレールを洗うことで、サッシを驚く程綺麗にすることができるのです。
もし一人では窓の取り外しが難しいようなら、家族が休みの日に手伝ってもらうように頼んでみると良いですね。 もちろん、お住まいがアパートやマンションという理由でどうしても窓を外すことが難しい場合は、窓を付けたままでの状態で掃除をしても問題ありません。 - 乾いた状態で埃を掃き出す
最初から窓のレールを水で濡らすのは良くありません。 まずは、乾いた状態のまま溝にこびり付いている土埃を掃き出していきましょう。
この時に、- 古くなった歯ブラシ
- 竹串(又は爪楊枝)
- 綿棒
- サッシ用ブラシ
レールの端の部分や、窓を外していない場合の網戸の下の部分に溜まった汚れは、細い竹串等で掃除しましょう。 また、マイナスドライバーを使用する掃除方法もありますが、そのまま使うとレールを傷つけてしまう恐れがあるため、先端に布やタオル等を巻いてから使用することをおすすめします。 - 掃除機でゴミを吸い取る
大まかにこびり付いた汚れを取り除いたら、次は掃除機で一気にゴミを吸い出しましょう。
「サッシのゴミを掃除機で吸い取って故障の原因にならないの?」
と心配になる人もいるかと思いますが、何十年も掃除をしておらず余程大きなゴミが詰まりまくっている場合を除き、サッシに溜まるゴミ程度では掃除機は壊れないので安心してください。
それでも心配であれば、頻繁にフィルター交換を行うことがおすすめです。 - 水で濡らした歯ブラシでこすり洗い
この段階になって、やっと水の出番となります。 歯ブラシを水で軽く濡らし、汚れた窓のサッシをこすり洗いします。
レールの汚れは土埃がメインなので、基本的に洗剤等を使用する必要はありません。 水洗いだけでも十分綺麗にすることができます。 しかし、気分的には洗剤で洗った方がより綺麗になるような気がする人も多いのではないでしょうか。
もしそういったことが気になるのであれば、歯ブラシに住宅用洗剤や重曹を付けて洗うことがおすすめです。 - 水で洗い流す
歯ブラシを使用して大まかに汚れを落としたら、後は水で洗い流します。 たったこれだけの作業でも、窓のサッシは綺麗になるのです。 水を流せる場所なのであれば、ペットボトルやヤカンなどに水を入れ、それをレールに流しましょう。
水を流した後は、乾いた雑巾や布などで綺麗にふき取れば完成です。 もし水が流せない場所なのであれば、固く絞った雑巾や布などで拭き取ると良いでしょう。
このとき、割り箸やマイナスドライバーの先端に巻き付けて拭き取るようにするとさらに効果的です。
カビが生えてしまった時はどうやって掃除したら良いの?
次にカビが生えてしまっている場合の掃除の仕方をご紹介します。
レールのゴムパッキン部分などは、黒カビなどが繁殖しやすい場所です。
黒カビはかなり頑固なので、普通に掃除してもなかなか落とすことができません。
しかし、ご紹介する方法で掃除をすると、驚くほど簡単にカビが落とせてしまいます。
カビキラー

サッシのカビを落としたいときに、一番手っ取り早い方法は「カビキラー」を使う方法です。
カビキラーは強力な塩素系漂白剤のため、カビを素早く綺麗に落とす事ができるのです。
カビの落とし方
- サッシ以外の場所にカビキラーが付くと色落ちの原因となるので、レール以外の部分にはいらない布や新聞紙等を使い養生しておきます。
- 塩素系漂白剤はその独特な臭いが部屋に充満してしまいやすいので、前もって換気の確保をしっかりとしておきます。
- カビキラーを直接カビ部分に吹き付け、そのまま10分程度放置します。
レールにゴムが使われている場合、長時間放置するとゴムが劣化してしまうので注意が必要です。 - 歯ブラシやスポンジなどを使い、カビをこすっていきます。
- 最後に布や雑巾などで綺麗に拭き取れば完成です。
まとめ
窓の桟は放置してしまいがちな場所ですが、実は掃除方法はいくつも存在します。
もしカビが発生してしまっても、決して諦めないでください。
窓の桟は汚れがたまりやすいところですが、今回ご紹介した方法などを参考にして、是非綺麗に保っていきましょう。


















