廃材の処分費用っていくら?何処で捨てれば安心!


廃材料金って高いのかな、捨てるだけだから安く済ませたい、そんな風に考えている方も多くいらっしゃるかと思います。
お住まいの解体する際は、キッチンや御手洗いといった建築設備の撤去が不可欠です。
これ以外にも照明器具だけではなく家財道具といった物が、まだある時には割増料金がプラスされるかも知れません。
見積の仕方が事業者によって違う場合もあるため、慎重に目を通すことを意識しましょう。
ここでは、解体工事などによって発生した廃材に必要不可欠な処理価格等それらの市場価格についてご案内します。
廃材の処分費用はそれぞれどのくらいかかる?
- キッチンの撤去費用
キッチンの撤去には、撤去費用が約2万円~、処分費用が約3万円~が目安と言われており、キッチンの種類やサイズによって費用も変わってきます。
また、壁や天井などに使われているタイルなどの撤去にも費用がかかる場合があるので注意が必要です。- トイレ・洗面台・お風呂の撤去費用
トイレに関しましては2~3万円前後で洗面台のケースでは撤去と処分を合算して5万円前後の相場となっています。
お風呂の撤去は、撤去費用が約2万円~、処分費用が約3万円~といった相場となっており、台所と同じく、種類やサイズによっても料金が変わります。
住宅全ての解体となる場合は、リフォーム時の解体に比べると養生や再設置への配慮が不要なため、比較的安い価格での解体が可能です。- 照明の撤去費用
照明の撤去費用については、スタンダードなタイプの照明器具でしたら2千500円位、シャンデリアといった大型照明器具ともなりますと5千円位が撤去・処分の料金相場と言えます。 ただし、特別高い位置に設置してある照明の撤去には、別途費用が必要となることもあるため注意が必要です。
撤去する照明の数が多い場合は、1つあたりの撤去・処分費用を割引してくれる業者もあるので確認してみましょう。- 造作家具の撤去費用
住宅と一体型になっている造作家具については、自力で処分することが難しいことも多いものです。
木造家具であれば、建物と一緒に解体して追加料金も必要ないという業者もあります。
しかし、ガラスやプラスチックなどが含まれている家具の場合は、分別の手間が必要となるため、別途費用がかかってくる可能性があります。
なるべく費用を抑えたいという場合には、あらかじめ木材以外の部分を処分しておくと良いでしょう。- 屋根材の撤去費用
屋根の撤去にかかる費用は、使用されている材料や屋根のサイズによって変わってきます。
一般的には1㎡あたり1000~2000円程度を目安に計算されますが、使用されている材料によってはこれよりも高額になる可能性があるのです。
一度、屋根のリフォームを行っている住宅の中には、カバー工法という方法でリフォームをしたことにより、結果的に二重構造となっている住宅があります。
屋根の解体のケースでは、基本的には人力で作業を行う為に、ダブルの構造だと仕事が厄介な事からコストが増える可能性が高いです。
また、素材にアスベストが使用されている屋根の場合、産業廃棄物として処分しなければならないため、撤去や処分を行うのに手間や時間が必要となるので、費用が高額になります。- 内装の撤去費用
壁紙やガラス、石膏ボードなど、壁や床などの内装を撤去する作業です。 内装の解体も手作業が基本となるため、屋根と同じで費用が高くなってしまう傾向があります。
キッチンやトイレなどの解体も、内装費用に含めて計上する業者も存在します。 処分費用込みで、1坪あたり5000円~1万円程度が相場です。
工事業者に現場チェックをお願いしお見積もりしてもらってから、工事を始めたとしても、場合によっては工事中に地面の下から埋設物が見つかって、撤去が必要に成る事もあります。
意外なものとして廃棄物が埋められていたといった実例もあり、このような時にはしっかりと撤去していないと、解体した後に建築物を建てる時の障害が生じてしまいがちです。 例を挙げると、浄化槽の撤去に要するコストは、オーソドックスなタイプで3~5万円位が目安と考えられます。
浄化槽のみの撤去となると高額になる場合もありますが、建物の解体と一緒に行うことで安く抑えることも可能となるでしょう。
廃材処分で気をつけることとは?
また、紙や布製品は家庭用の資源ゴミとしても回収してもらえます。
そういった物を解体事業者にお願いすると、産業廃棄物として処分する為に、極端に高額になる場合があります。
資源ゴミは、回収作業日に前もって出しておいた方がいいでしょう。
更に、普通のごみとして処分することの出来る不用品が産業廃棄物ということで処分すると、それ相応のコストが住まいの解体費用にプラスされてしまう為、絶対に前もって片づけておくことをお奨めします。
まとめ
廃材処分には何かと手間がかかるものです。
料金も高いとなるとさらに億劫に感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、上手に組み合わせたり自分で処分したりすれば、料金は大きく抑えることが出来るはずです。
うまく工夫して、なるべく安く廃材の処分を行いましょう。


















