台風から窓ガラスを守る方法|事前対策と割れた後の応急処置

日本を含むアジア各国は初夏から秋口にかけて台風の被害に多く悩まされます。
これは元凶となる熱帯低気圧の発生ポイントに近いことが大きな要因になります。
台風は大型のものだと500km、超大型のものでは800km以上まで膨れ上がるので、たとえ完全に上陸しなくても接近するだけで非常に大きな影響を受けることになります。
昭和では有名な伊勢湾台風により数えきれないほど沢山の死傷者が出ました。また、残念な事に平成になった現代でも亡くなる方はいるのです。
その為決して他人事ではなく、この国で生活している限りは誰にでもこれらの被害を受ける可能性があります。
そんな中でもし万が一に窓ガラスが割れてしまったら、風や雨で室内は揉みくちゃにされてしまい、甚大な被害を被ってしまうことでしょう。
そこで、今回はそんな脅威に直面した際私たちに一体何ができるのか、事前の備えには何が必要なのかを解説を交えて紹介していきたいと思います。
台風で窓ガラスはどうして割れる?
主な原因としては
- 風に押されて臨界点以上に曲がってしまう
- 飛んで来た物体が勢いよく衝突する

といったことが挙げられます。
ただ前者の場合ですと、風速30m/s以上だった場合です。
なので、そのようになってしまうほとんどの要因は、比重のあるものが強く当たってしまうことです。
もし万が一そのようなことになると破片が部屋中に飛び散ってしまう可能性も高く、場合によって大けがをすることだってあります。
また、室内に侵入してきた雨風は猛烈な勢いで破壊の限りを尽くし、大事な家財にダメージを与えるだけではなく、床や壁などの建築物にも深刻な影響をもたらします。
そうなってしまったら、ある程度落ち着いてくれるまでは部屋に居続けることもままならず、安全な建物に避難することになります。
電化製品はONの状態で水浸しになってしまったら濡れると様々な危険を含んでいる為、少しでもあぶないと感じたらブレーカーを落として電源を断ち、漏電や感電、それらによる発火を未然に防ぐことも大事です。
何よりも安全を第一に考え、選択によっては多少不便になることも覚悟をしなくてはなりません。
濡れた洗濯物でも、勢いよく飛ばされてくるとガラスが割れてしまうこともあるくらいなのです。
割らない為にはどうしたらいいの?
上記では発生する被害の可能性をお伝えしましたが、それらを未然に防ぐのには以下のようなことが有効です。
- (1)窓を強化する
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まず、雨戸やシャッターを付ける方法が一般的です。
マンションなどの集合住宅ではもともと設置が無いことも多いですが、冊子の外側にそういったものが備わっていると、最も効果的なガードになります。
また、それ自体を強化ガラスへと交換する方法も有効です。 これらの方法ができない場合でも、せめて飛散防止フィルムを貼ることで、万が一の時に被害を最低限に抑えてくれることでしょう。
もしなにもされていないお家など、外側からのアプローチをすることができない場合は、室内からこれらの補強をして対策を行いましょう。 突発的な出来事で備えがない時には、応急処置として内側に粘着テープを米印になるように貼りつける方法も効果的です。
これなら飛散防止効果も期待できます。 その際、養生テープを使用すると後で簡単に剥がすことが出来るので、非常に便利です。 ガムテープを使う場合には、紙ではなく布タイプの方が強度があります。
仕上げに全体を覆うことが出来るベニヤ板や段ボールを適切なサイズにカットして貼りつけておけば、さらに安心度は増します。 そしてやはり、基本としては鍵をしっかり掛けることです。
ロックして密閉することで、サッシは100%の耐風圧性能を発揮することが可能となります。 逆にそうしないと、引き違い窓でも突風で勝手に開いてしまうこともあります。 - (2)家の周囲に飛ばされるような物を置かない
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強い台風になると車が横転してしまうほどの風力になります。
お家の周りに固定していないで置いてあるゴミ箱や植木鉢のような軽い物はいとも簡単に吹き飛んで行ってしまいます。
特にベランダや庭などに立てかけてあるだけのスコップや竹ほうきなどは、角が立っていたりするので倒れてきただけで窓ガラスを割ってしまう可能性があるため、注意が必要です。 被害がご自宅だけであればまだいいですが、敷地外へ飛ばされて、近隣住宅や車、通行人などに当たってしまうと非常に危険ですので、必ず屋内に入れておくか、ロープなどでしっかりと固定しておくようにしましょう。
一般的には巻き結びで十分ですが、固定するものによって適切なノットを組むことも大切です。 もし中途半端に締めてあると簡単にほどけてしまうので、仕上げに力強く引っ張り、十分なテンションを加えましょう。
網戸が外れやすくなっている場合は、あらかじめ外しておくと良いでしょう。 ご存知かと思いますが、ご家庭で使用されている網戸のほとんどは両端を持って上方に持ち上げることで引っ掛かりから抜けるので簡単に外せます。しかし、中にはストッパー付きのものもございますので、今現在使用している物はどのタイプなのかを予行練習しておくといいかもしれません。 - 絶対にやってはいけない事
超大型の台風が来ると外では絶えず何かが転がるような騒音がし、窓はギシギシときしみ始めます。
そうなると不安な気持ちはどんどんと膨れ上がり、逆に通気性を良くすれば風圧による被害を抑えられるのでは?と冷静な判断が出来なくなってしまう方も中にはおられます。
しかし、これだけは何があっても絶対NGです。 もしそのような事をしてしまうと、室内で暴走を繰り返した大量の空気はやがて行き場を失い、出口を求めて天井を突き破り、屋根など比較的比重の軽いところから破壊していきます。
こういった被害を回避するためにも、窓は絶対に開けないようにし、確実にロックしてください。
最後に
いかがだったでしょうか。
この記事を見て少しでも不幸な事故が減ってくれたら幸いですが、これまで解説してきたことをいくら厳重に対策したとしても、築年数が経過している建物は土台からして弱くなっていたりするので、防ぎきれないことがあります。
何よりも安全第一ですので、天気予報やニュースなどをこまめにチェックし、甚大な被害が予想される場合には一旦諦め、市区町村で指定している避難場所へあらかじめ行っておくことが何より重要です。





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