ガラスが寒暖差で突然割れる!原因と対策方法をご紹介
普段生活をしている中で、気が付いたらガラスにひびが入っていたり、割れそうになっていたりしていないでしょうか?
驚くことにガラスは寒暖差異によっていつの間にか割れてしまいますことがあるのです。
ここでは、なぜガラスが寒暖差で割れるのか、ほかに自然とガラスが割れる原因や割れた時の対応方法についてご紹介します。
ガラスはこんな時自然に割れてしまいます
ガラスはもともと熱を加えて冷ますと割れやすい性質を持っています。そのため、寒暖差を始め自然と割れてしまうことも実は珍しくありません。
ガラスが自然と割れてしまう状況を見てみましょう。
寒暖差

寒暖差薄いガラスの容器に熱い湯を注ぐとひびが入って破損してしまいます。このように、ガラスは熱を加えると割れやすい性質があるため、寒暖差で自然とガラスが破損する可能性があります。寒暖差でガラスが割れる現象は、「熱割れ」とも呼んでいます。
熱割れの起きるパターンは主に2つです。ひとつは、暑い夏や寒い冬に冷暖房を使用して、室内外の温度差が急に変化した時です。
ガラスに熱を加えると、熱がある部分はガラスの表面が伸びるのに対して、熱が加わっていない部分のガラスは伸びずにそのままとなります。
そのため、伸びている部分と伸びていない部分の差によってガラスに負荷がかかって、割れてしまいます。
冷暖房の影響を受けて外気温との差異が急に変わってしまうと、部屋の中と外を隔てているガラスに負担が加わり、ひびが入ったり割れてしまうなどするわけです。
ちなみに、ガラスに厚みがあればあるほど室内外の温度差が広がるため、より割れやすくなります。
もうひとつが、急激な温度変化ではなく、寒暖差による負荷がかかった状態が長年続くことによってガラスが割れやすい状態になり、ある日割れたりひびが入ったりするパターンです。
錆による割れ

ガラスの間に網が入った網入りガラスが存在します。網入りガラスは、万が一ガラスに負荷が加わって割れてしまった場合でも、網にガラスが付着するため周辺にガラスが飛び散りづらい、ガラスが細かく割れにくいメリットがあります。
一方で、長く使っていると網入りガラスの中の網が錆びてしまいます。錆とは、金属に酸素が付着して酸化する現象です。
酸化した金属は大きさが膨張していきますので、ガラスが膨張した金属に耐えられずに、割れてしまいます。
もしも自然とガラスが割れてしまった時はどうする?
普通に生活していてガラスにひびが入っていたり、自然と割れているのを見つけたりしたらすぐに対策しなければいけません。
寒暖差を含めて自然と割れている、またはひびの入っているガラスへの対策方法を見てみましょう。
ひびが大きい時はすぐに交換する

ガラスは割れていなくても、大きくひびが入っているのを見つけた場合このまま使い続けていると自然と割れてしまう可能性が高いです。
もしもガラスの近くに人がいる時にガラスが割れてしまうと大変危険ですので、できるだけ早くガラスの交換を行いましょう。
賃貸物件の場合は必ず「故意ではない」ことを申し出る

もしも自然とガラスが割れたり、ひびが入っているのを見つけたりした時、賃貸物件だった場合には必ず不可抗力によってガラスが割れた、またはひびが入ったということを必ず申し出ましょう。
賃貸物件に住んでいて不可抗力でガラスが割れた場合、経年劣化による修理と同じように、入居している人側が修繕費用を出す必要はありません。
賃貸物件でガラス交換を申し出る時には、管理会社が修理業者をあらかじめ契約していることがあるため、自分で勝手に修理をしてしまうと実費になってしまうことがあります。必ず、大家さんまたは管理会社に申し出をしてから、具体的な修理を行うようにしましょう。
さらに、入っているひびが小さくてもその後どんどん大きくなっていく可能性もあります。
賃貸住宅のケースでは、ガラス交換の修理をおこなってくれるまで時間が必要な可能性もあります、ですから必ずひびが小さいうちでも直ぐに大家さん又は管理会社に連絡して、交換や修理してもらうようにすると良いでしょう。

日々のちょっとした対策で寒暖差によるガラスの割れやひびは防げます。今日からできるガラスの寒暖差対策をご紹介します。
内外の温度差をできるだけ小さくする
冷暖房を使っていない時には換気をしておくなど、できるだけ室内外の温度差がでない環境にすれば、ガラスにかかる負荷も少なくなります。
ガラスに物が当たらないようにするく
ガラスにカーテンや家具などが当たると、当たっている箇所とほかのガラスの表面に温度差が出来てしまうため、ガラスに負荷がかかりやすくなります。
日中はカーテンを開けておく、ガラスに家具が当たらないように配置しましょう。
ゴムの部分を交換する
窓のサッシの部分についているゴムは、ガラスの温度差を抑える働きを持っています。ところが、長年同じゴムを使い続けていると、どんどんゴムの性能が劣化してしまい、ガラスに負荷がかかりやすい状態に。ガラスと一緒に、窓のゴム部分なども交換すれば大丈夫です。
「ガラス修理365」は、寒暖差によるひびや割れができたガラスの交換はもちろん、ゴムやサッシ部分の交換、寒暖差対策の御相談も承っております。
寒暖差を気にせず快適にガラスを使用したい時にも、お気軽に当社までご相談ください。


















