省エネ効果の高いガラスに入れ替えよう

近年、家の窓として採光するだけでなく、より快適に暮らせるための様々な機能を持つ窓ガラスが多く誕生しました。
その中のひとつ、省エネ効果の高い窓ガラスについてとガラス修理でガラスを交換すると得られるメリットについてご紹介します。
省エネ効果のあるガラスを入れるメリット
ガラス修理の際に、省エネ効果のあるガラスに交換するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
著名なガラスメーカー、AGC株式会社・日本板硝子株式会社・セントラル硝子株式会社の3社が会員として構成しているガラスメーカー団体「板硝子協会」では、「住宅窓の断熱化による省エネルギー効果」として、省エネ効果のあるガラスを入れたことで得られるメリットを紹介しています。
CO2排出量の削減効果

省エネガラスへ入れ替えると、年間約1,700万トンのCO2削減効果が得られます。
地球環境にも優しい効果があります。
暖冷房費用の削減効果

省エネガラスにすると、太陽の熱を遮る高い遮熱性や部屋の温度を逃がさない断熱性が得られます。
そのため、戸建住宅では1戸あたり4~7万円、集合住宅では1~3万円年間の冷暖房費用が削減できます。家計のおサイフにも優しいですね。
確実な投資回収性

省エネガラスにするには、当然ガラス修理費用がかかります。ところが、省エネガラスは初期投資した費用を数年~数十年で回収が可能です。
省エネガラスにすることで削減できる、暖冷房費用削減額より算出すると、新築の場合は8~15年省エネガラスを使い続けることで初期投資を回収できます。寒冷地の場合はこの期間がさらに短くなります。
ガラス修理費用の初期投資は発生しますが、確実に回収できるのが省エネガラスです。とうぜん初期費用を回収した後は、初期投資以上の暖冷房費用の削減を継続できます。
参考:『住宅窓の断熱化による省エネルギー効果』|板硝子協会
http://www.itakyo.or.jp/publication/detail/detail_09.html
省エネ効果のある窓ガラス「エコガラス」について
省エネ効果のある窓ガラスには、窓と窓の間に空気が入るペアガラスや、断熱ガラスなど色々な種類があります。この中でも、特に省エネ効果の機能に特化した窓ガラスが「エコガラス」です。
具体的なエコガラスの特徴について見てみましょう。
板硝子協会会員の3社から発売

「エコガラス」とは、板硝子協会の会員であるAGC株式会社、日本板硝子株式会社、セントラル硝子株式会社3つの会社より販売していますLow-E複層ガラスの共通の呼び名になります。
複層ガラスの間に特殊な金属膜であるLow-E膜をコーティングを施したガラスのことをLow-E複層ガラスと呼び、「エコガラス」という名称で販売されています。
夏も冬も快適に過ごせるガラス

エコガラスの最大の特徴が、従来のガラスよりも高い断熱性能と遮熱性能を持っていることです。夏は太陽光線からの熱や紫外線をカットしつつも、明るさだけはしっかりと取り入れます。
そのため、お部屋の中に熱を取り入れず、冷房効率もアップ。さらに紫外線もカットするため、女性や小さいお子さんのいる家庭にも有効です。
太陽の熱と紫外線のみをカットし、光はカットしませんので日当たりはそのまま快適に過ごせます。さらに、冬も外の冷気を遮断しつつ、お部屋の中の温度を逃がさない断熱性能を持ち、温かいお部屋を保ちます。
さらに、ガラスの結露や霜を防止する効果もあります。
一般家庭だけでなく施設にも導入事例あり

エコガラスは冷暖房効率が上がる、かつ日当たりも確保できるため電気代を節約できる、結露や霜も防止できるなどメリットがたくさんあります。そのため、一般家庭だけでなく事業所や施設にも導入事例があります。
例えば、「エコガラス」の公式サイトでは全室を全てエコガラスにリフォームしたホテルの事例を紹介し、エコガラスを導入することで、滞在するお客様すべてが快適に過ごせるようになった実績について触れています。
一般家庭はもちろん、お客様が利用する店舗や施設、事業所などでエコガラスを導入すれば、冷暖房費用を抑えられるだけでなく、訪れるお客様に対しても快適な空間を提供できるようになります。


















